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更新日:1997年

成都市の商業(卸売街編)

西南食品城

ここは成都市新南路ニ環路口にあり、府南河総合治水工事と安順橋卸市場の移転に伴い1995年3月に正式開業した。政府関係の出資は全くなく、成都航空工業学校と四川汽車工業集団武侯工場の共同出資でつくられた。管理システムはすべて市場経済のルールで行っている。また本城には工商局、国税局、地方税局、銀行、電話局、郵便局、公安局などの事務所が入居しているため迅速なサービスを受けることもできる。総敷地面積は約53,000平方m(東城と西城あわせて)、営業用のスペースは21,000平方m、倉庫面積は8,000平方mとなる。また敷地内にはトラックターミナルが4ヵ所あり、店舗は1,000以上ある。一次問屋が1割、二次問屋が6割、三次問屋が3割の割合。昨年の売上高は10億元以上で市場の規模としては成都市で6番目であるが、成都市にある800以上の卸売市場の内、2年間でこれほど発展した市場は他に例を見ない。

取扱い品目は、酒、清涼飲料水、菓子が全体の8割を占め、日用雑貨は2割。成都市内で販売される酒の8割はこの市場から小売店に提供されている。また販売先は成都市だけではなく、四川省全域チベット自治区、雲南省、貴州省、重慶市、陝西省、甘粛省など、西南、西北地域にまで及ぶ。

卸売市場も数が多く今後ますます競争の激化が予想される。

日用品卸売市場

ここは成都市の染房街、人民商場の西側100mに位置する。幅5m、長さは600mの狭い道路の両側に300軒位の店舗(古い2階建ての1階)が軒を連ねている。すべての店が卸兼小売業で、取扱品目は、石鹸、シャンプー、化粧品、散髪用具、肌着、靴下、ストッキング、タオル類、スリッパ、鞄、ボタン、水着、糸、ハンバー、ヘアピン等様々。

1店舗面積は12平方m、家賃は年10万元以上。1店当たりの1日の売上高は2,000元位。街の中心部に位置するため値段を高めに設定でき、利益を出すことができる。

この卸売街は10年前に誕生したが、その後周囲に進出した数店の百貨店の影響で、結果的には立地が良くなり、人通りも増え、売り上げ増に結びつく好条件になった。政府の方針で近いうちに建物の取り壊しが行われるが、この街から移転したいと考えている経営者は1人もいない。

西南靴類卸売センター

1997年の4月にオープンしたばかりの同センターは458軒の店から成り立っており、10平方mの店舗が338軒、18平方mの店舗が120軒ある。家賃は年6万元〜9万元といったところ。すべての店が靴類の卸小売業を営んでいるのではなく、化粧品、鞄、服装の専門店も入居している。通りに近い店舗は売上げが良いが、通りから奥に入った店舗では来店客が少なく50軒位の空き店舗もある。